入院をするには書類がたくさん必要
仕事をしている人は、事前に上長などと相談をして、仕事に滞りがでないよう調整したうえで、手術をする前に休暇の届けなどをしっかり提出して準備しておきましょう。
病院に提出する書類について
その他にも入院時にはいろいろな書類を提出する必要があります。(印鑑の要否は病院に確認してください。)
診察券
健康保険証
入院誓約書(要印鑑)
各種同意書(要印鑑)※下記参照
入院保証金(10日分相当) ※健康保険適用の方は不要な場合があります。
各種同意書について
いろいろな同意書にサインをして、印鑑を押して提出する必要があります。
手術・検査同意書
これは手術をすることを同意する書類です。そこには後遺症や術後に現れる症状について事前に説明をして同意しましたということを証明する書類です。
静脈麻酔の下、手術を行います。
このくらいの時間がかかります。
以下の症状や後遺症が現れる可能性があります。
- 痛み、出血、腫れ、内出血、嚥下痛
- オトガイ部、下唇のしびれ感や麻痺感、舌のしびれ感や麻痺感
- 口角炎(口の横が切れたりする)
- 開口障害
- 治癒不全や術後感染
- 上顎洞と交通の可能性
などということが書かれています。私の実体験として、手術直後は痛いし血は出るし、腫れるし、つばを飲み込むと痛いし、口の横が切れて痛いし、とにかく痛かったのを良く覚えています。
麻酔が切れるまではは唇もしびれていて水も飲めませんし、麻酔が切れてから麻痺などが残る可能性もあります。治癒がうまく進まなかったり、膿んでしまったりすると再手術になる可能性もあります。
上顎洞との交通というのは、上顎の親不知を抜いたときに、まれに穴が開いて鼻とつながってしまうことがあり、時間とともに穴はふさがりますが、まれになかなかふさがらずに穴をふさぐ手術を追加で行う可能性があるそうです。埋没型の場合、かなり深い位置に歯が埋まっていると、この症状が出ることがあると説明を受けましたが、私の場合は露出した歯だったのでこの症状はありませんでした。
麻酔同意書
麻酔を受けてから手術に入るため、麻酔の方法やリスクや緊急時に麻酔方法が変更される可能性などの説明が事前にあります。術中にこん睡状態になった場合に静脈麻酔から全身麻酔に切り替わることがあるそうです。
身体保護に関する同意書
病院に入院すると良くわかりますが、人によっては暴れたり迷惑な行為に及んだりする患者がいます。転倒して骨折したなんてこともありますし、手術中に暴れられたら死んでしまいますからね。ロープや拘束具などを使って拘束する可能性がありますよ、同意してくださいという書類です。
感染予防および血液暴露事故発生時の検査同意書
感染予防のための血液検査や院内感染が疑われるような状況になった場合、肝炎、白血病、梅毒、エイズなどの感染の疑いがあった場合は検査が必要な場合があるので、同意してくださいということです。エイズの検査は保険適用外とかかれていました。結果はプライバシーを尊重して本人にのみ伝えられるとも書かれていました。
入院の手引きをよく読もう
手術で入院する際には、必要なものがたくさんあります。書類だけでなく、入院中に必要なものなどについて、入院前に渡される「入院の手引き」のようなものがあるはずなので、よく読んでしっかり準備してから入院に臨みましょう。


by secretariat
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