親不知抜歯手術(2)手術～入院から退院まで～

この日は夜中顔がかゆくてよく眠れませんでした。アトピーによるものなのか、顔の腫れによるものなのか、よくわかりません。

もう5日ほどお通じがなくておなかが苦しくなってきました。朝起きて撮った写真です。鏡を見て…

「お前誰や？」

イケメンがおっさんになってしまいました。(前からおっさんか…)さらに腫れて元の顔がわかりません。左の方が晴れがひどいみたいです。このとき顎の奥、顎の骨の内側が腫れていて、額関節を圧迫して額関節が開かなくなってしまっています。

先生に確認したら、埋没歯の位置が深かったので、腫れると開かなくなるらしいです。痛みは我慢できないほどの痛みではありません。唇の皮がむけてきました。

おなかがパンパンであまり食べる気になりませんが、それでもこの日の朝食が術後で一番おいしく感じました。(1550kcalの食事)

もうおかゆは食べたくない…、そんな気持ちになっていましたが、舌ですりつぶして食べることができるものばかりで、全部食べました。卵焼き、バナナはおいしかった。

この日は病院が休みでしたが、先生は同日、私の前に手術をした女性と私を診察するために、一人出勤してくれていました。開かない口をギリギリまで開いて、口の中を消毒して診察終了です。昨日から隣に入院した人のため息に耐えられなかったので、1日早い退院をお願いしたけど、却下されちゃいました。

また抗生物質(セファゾリンNa)を1時間ほど点滴しました。術後の感染症を防ぐために抗生物質の服用がしばらく必要になるそうです。

食欲はありませんが食事は運ばれてきます。この時点で口があくのは1cmほどだけなので食べるのは無理です。(1550kcalの食事です。)

汁物は食べました。冬瓜も舌ですりつぶして半分くらい食べました。おかゆも魚も食べたくない…、おかゆに飽きたので、葱焼きの葱だけおかゆにのせて食べました。ブロッコリーは固くて食べられません。

なぜ体温測定がいつも時間がばらばらなんだろうか？このときそんなことを思いました。体温は37.0度、まだ手術後の腫れによる発熱が続いているようです。

この後シャワーを浴びることが決まっていました。お通じが悪くなって苦しかったので、避難階段へ行き、4階から1階へ降り、4階へ昇り、さらに１階へ降り、今度は１段飛ばしで４階に上りました。これによって少しかゆみが落ち着きました。

この後家族に頼んでコーヒーと牛乳、ミヤリサンを持ってきてもらいました。毎日飲んでいたカフェラテによるリラックス効果か、ミヤリサンの影響か、久しぶりにお通じがありました。

階段の昇降でかいた汗を流しました。

お通じがあったので、今までよりもおいしく食べられました。(1550kcalの食事)

完食しました。

この日2度目の点滴投与、抗生物質の点滴です。同時に体温を計測すると36.9度、相変わらず熱はありました。2日前に血管から点滴がもれた手の甲の様子を見ると内出血のような、蒙古班のようなあざのようなものができていました。別に命に別状はありませんが…。顔は心なしか腫れが引いた気がします。

もうこの日は余裕があって、隣の人が困っているのがわかると看護師さんに報告に行ったり、空調の温度を調節したり、看護師さんの手助けをしていました。