脱病院アレルギー~病院をうまく使おう~

アトピーの治療

医者嫌いにならないで

アトピーで苦しんでいる方は、なかなか治らない医師の治療方針に嫌気が指して、病院へ通うのをやめてしまう方も多いと思います。私もその一人で、病院へ行っても塗り薬や飲み薬を処方されて

「様子を見ましょう。」アトピー アレルギー 花粉症 血液検査 食事制限 陰性 陽性 卵 牛乳 エビ カニ

といわれて、その薬をまじめに飲んで、いったん改善したように見えても、またぶり返して、強い薬に変えて、また良くなって、悪くなっての繰り返しに疲れ、徐々に医者を信頼できなくなって失望してしまい、病院へ通う肉体的な負担、精神的な負担もあって通うのをやめてしまうのがほとんどだと思います。私もそうでした。

私の体験からも皮膚科で処方されるアトピーの治療に使われる塗り薬や飲み薬は対症療法でしかないので、それだけで治療できない場合が多いと思います。

しかし、私はその病院へ行かなくなってしまったことを、少し後悔しています。今では根本治療をするためにも私は医者へ、皮膚科へ行くべきだと思っています。

ステロイドが悪いのではない

アトピー アレルギー 花粉症 血液検査 食事制限 陰性 陽性 卵 牛乳 エビ カニ ステロイドは治療薬と言うより火事場の火消しに使う水消化剤のようなものです。体に炎症と言う火事が起きて、その鎮火のためにステロイドを塗ります。一見火は消えたように見えても、体の中ではくすぶったままの火種がまた燃料を得て炎症を起こします。これがリバウンドです。

ステロイドでその火種は消えません。火種を消すにはその原因を治す必要があるのは、アトピーで苦しんでいる方は、体でわかっていると思います。

燃料、つまり炎症を起こす原因の一つに食事があると言われていますが、自分が何を食べるとアレルギーを発症するかちゃんと理解しているでしょうか?

血液検査を受けて自分の体を理解しよう

アトピー アレルギー 花粉症 血液検査 食事制限 陰性 陽性 卵 牛乳 エビ カニ 以下の一覧は私が血液検査を行った結果の内、食物に関するものの一覧です。

アレルギー源 評価
小麦 ☆☆☆
大豆 ☆☆
☆☆
ゴマ ☆☆☆
マグロ ☆☆
サケ ☆☆☆☆
サバ ☆☆
エビ ☆☆☆☆☆☆
カニ ☆☆
ミルク ☆☆☆
牛肉 ☆☆☆☆
鶏肉 ☆☆☆
卵白 ☆☆
オボムコイド ☆☆
ソバ ☆☆
ピーナッツ ☆☆☆☆☆
りんご ☆☆☆☆
キウイ ☆☆☆

アトピー アレルギー 花粉症 血液検査 食事制限 陰性 陽性 卵 牛乳 エビ カニ この検査結果を見ると陽性と判断されたもの(☆5つ以上)は、エビとピーナッツで、陽性の疑い
あり(☆3つ以上)は小麦、ゴマ、サケ、ミルク、牛肉、鶏肉、ピーナッツ、りんご、キウイでした。それ以外のものは陰性ですが、ギリギリ陰性なのでまったく関係ないわけではありません。結局何を食べても食べ過ぎればアレルギーの原因になるということです。

私は以前、病院に通うのをやめたあと、自分の体の反応から動物性たんぱく質の肉と卵、牛乳などを一切食べない食事に変えた事があります。パンや麺類も卵白を含まないものを食べ、たんぱく質も大豆を中心として食べていました。

アトピー アレルギー 花粉症 血液検査 食事制限 陰性 陽性 卵 牛乳 エビ カニ ところがこの血液検査を見るとどうでしょう?エビは食べてはいけないのは良くわかりますが、それ以外はむしろ偏りなく食べたり、毎日米だけを食べるよりは、米と小麦を原料としたものを交互に食べる方がよく、一見健康そうに見えるフルーツを食べるのは、肉を食べるより危険と言うことです。

 

また食べるものが偏ると、皮膚を作るのに必要な栄養素(たんぱく質、ビタミンB群や亜鉛などのミネラル)も不足していて、傷ついた皮膚組織が再生することができません。

例えアレルギー反応が小さいものでもそればかり食べ続ければ、体は変調をきたしますし、強い反応のものを除いて、間を空けながら食べていった方がいいということになります。いったい「何のための食事制限?」と、昔の自分にいってやりたいくらいです。

この他にも、犬(☆6つ)や猫(☆9つ)もダメ花粉症の原因となるスギなどは「☆9つ」で、いつなってもおかしくない状態、ハウスダストもダメでした。ですが犬を飼っている間は症状は安定していましたし、花粉症にはなったこともありません。

アレルギーはただアレルゲンとされるものが原因で起こるものでもありませんし、薬が悪化させているのでもありません。複合的に起こっている症状なんです。

皮膚科だけでは足りないが、皮膚科には通うべき

アトピー アレルギー 花粉症 血液検査 食事制限 陰性 陽性 卵 牛乳 エビ カニ 私は自身の体験からも、薬を使わずにひどくなっていくより、医者から処方される薬を用法容量を守って、症状を抑えつつ、原因を追究して根本治療をしていくという方がよいと思います。リバウンドは薬が起こす副作用ではなく、ただ元に戻っただけで、悪さをしているわけではないのですから。

 

ただ、アトピー性皮膚炎はただの皮膚の症状ではなく免疫系全体にかかわることだと思いますので、皮膚科に通っただけでは重度のアトピー性皮膚炎には治療が不十分で、皮膚科に通いつつ、アレルギー全体を視野に入れて治療してくれる病院を探すべきだと思います。

まずは皮膚の症状が悪化したままでは治るものも治りません、人生も暗くなってしまいます。まずは皮膚科医師の指示に従って、症状を軽くする努力をしましょう。

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by secretariat

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