いざ入院
埋没型親不知を含む、4本摘出手術を受けることになりましたが、事前検査で問題はなかったので予定通り入院することが決まりました。

この後は時系列順に術前中後の詳細を書いておきたいと思います。
初日(手術日前日)
入院手続き(10:30)
入院手続きをするために入院患者用の受付へ行きました。皮膚科から処方されている薬は、術前、術中、術後に使う薬などと相性の悪いもの、飲んではいけないものがないか確認してもらうために、入院時に薬剤師さんに全て渡してから、病室へ向かいました。
事前に手術のために入院することが決まっていたので、手続きはスムーズで30分もしない内に、病室のベッドに座っていました。
昼食(11:30)
少し早め昼食の時間になり、以下のものを食べました。1800kcalの食事です。
- ごはん
- お吸い物
- 鶏竜田揚げ
- ぶろっこりからマヨ
- 豆腐の田楽
この病院は食事がおいしいことで有名な病院で、病院内に同じ料理を出すレストランがある病院だったので、とてもおいしくいただけました。私は小食なので十分な量でしたが、よく食べる男性には少し物足りないかもしれませんね。
検温など(12:00)
しばらくすると当日担当になる看護師さんがきて挨拶をした後、体温、血圧などを計測しました。体温37.1度、血圧130/98でした。真夏の暑い日で、病室には日差しが差し込んで扱ったこともあって少し体温は高めでした。看護婦さんも「暑くないですか?私だけ燃えてるのかと思った。」なんて言っていましたね。愛嬌のある若い看護師さんで、入院の不安がある私が緊張せずに入院を始められたのは、この人のキャラクターのせいもあったかもしれません。
外出(12:30)
手術前日の夜から、基本的に飲食ができなくなります。その代わり経口保水液と手術用の紙パンツを用意するように言われたので、会社に書類を提出するために郵便局へ行くついでに買うことにしました。
手術用の紙パンツはおそらく手術中は麻酔によって島民のような状態になるので、脱糞をしてしまう可能性があるのだと思いますが、紙おむつのように交換ができるような形になっていて、給水ポリマーの入っていない大きなオムツみたいなものでした。
経口保水液は最近CMでも見られるようになったOS-1やアルジネートウォーターというもので、飲むとスポーツ飲料のような味がしますが、海洋深層水のようなドロッとした水で、あまりおいしくありません。人によっては飲めない人もいるそうです。病院の売店や、薬局などで販売しています。
この水は吸収がとても早く、術中に嘔吐などをしないように胃の中を空にするために使います。夕食後はこれ以外飲むことができません。
その後は、パジャマに着替え、持参したノートパソコンをいじったり、スマホをいじったりして過ごしていました。
夕食<17:30>
夕食は17:30です。普段の生活に比べて、全て早くてなんとなくリズムが合いませんが、仕方ないので食べます。1800kcalの食事です。
- ご飯
- 魚甘酢あんかけ
- なめことねぎの味噌汁
- キャベツの生しょうが合え
- すいか
もし万が一手術が失敗すればこれが最後の晩餐になるかもしれない…、なんてことを少し思いながら食べました。これを書いているのでもちろん無事です。この夏初めてのスイカがおいしかった…。
就寝(21:00)
これ以降は手術が終わるまで、経口保水液しか飲めなくなります。普段夜中まで起きている私にこんな時間に寝ろといわれても眠ることはできません。病棟の電気は消えてしまいますが手元のライトはつけることができるので、11:00くらいまではパソコンで遊んでいたと思います。その後眠りにつきました。
2日目(手術当日)に続きます。



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